リスーピア館長 下野隆二氏

2008年10月9日

子どもたちの理数への興味を引き出す様々なプログラムに取り組んでいる体感型ミュージアム「リスーピア」館長の下野隆二氏にお話を伺いました。

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下野 隆二 氏
リスーピア館長 
1991年、パナソニック株式会社入社。
2005年、リスーピアの立ち上げプロジェクトに参画。
2007年4月からは、リスーピアの館長として企画・運営に携わっている。

–リスーピア館長のお立場から今の子どもたちの理科に対する興味について、どのように感じておられますか?

リスーピアに来ている子どもたちを見ていると、理科嫌いな子はあまりいないような気がしています。子どもって実験が大好きですよね。館内を駆け回って、展示物やワークショップをいきいきと体験してくれています。でも、中学生では明らかに理科の好きな子と嫌いな子に分かれる、という印象です。スタッフ間では、最初30分の実験ショーの間に、科学の面白さで横を向いていた中学生たちも、終わるまでには前を向いてもらおうというのを合言葉にしています。何か少しでも理科や数学に興味を持つきっかけを持ち帰ってもらえればいいと思うのです。子どもたちの目が輝くのは、「予測をしてから試してみるとき」と、「映像や現物を見るとき」だと感じています。学校の授業においても、映像等のメディアをもっと活用し、さらに科学館や博物館も大いに利用していただくといいと思います。

–当プロジェクトへのメッセージをお願いいたします。

 企業が自社のリソースの一部を提供して社会に貢献することは義務であり、世の中のすう勢だと考えています。このプロジェクトがこれから教育支援を始める企業にとって大きな参考になり、また既に行っている企業にとっても、現在の教育支援のあり方を見つめ直すきっかけになればいいですね。

■リスーピア   http://risupia.panasonic.co.jp/

子どもたちの理数離れを懸念する声が高まる中、子どもたちに理科や数学(算数)への知的好奇心と、創造性を養う場を提供することを目的に設立。身近な暮らしの中にある理科の面白さ、自然に潜む数学(算数)の美しさ、不思議さを感じることができる体感型ミュージアム。

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